2022/04/13 23:12

ぬいぐるみ製作の為のガイドページです。
素人なりに丁寧に解説いたします!ご不明点がありましたらお気軽にお問い合わせください。
※文字ばかりで申し訳ございません💦2体目を製作しながら写真を用意しようと思います。

▼他製作ガイドリンク
②頭部製作~ぬいぐるみ組み立て(https://littlecloset.shopselect.net/blog/2022/04/13/231231
③トイスケルトンについて(https://littlecloset.shopselect.net/blog/2022/04/13/231239


◆他に用意するもの

・髪部分の生地(作りたい髪型にもよりますが手芸店で購入する場合、20cm×巾は必要になります)
・綿 20cm:120g程 15cm:50g程(製品や好みによります)
・針、糸、ハサミ
・チャコペン(時間経過や水で消えるものがおすすめ)
・(ミシン)※ミシンがあっても手縫い箇所があります

【表情を刺繍する場合】
・刺繍糸
・刺繍枠(20cmサイズ:顔のみの場合10cm程~、髪の毛も全て1度に収める場合は15cm~、15cmサイズ:12.5cm程~)
・水性のペン ※当ショップ販売の刺繍シートを使う場合。注意事項があるので刺繍シートの使い方をご覧ください。
・マスキングテープ等のテープ ※当ショップ販売の刺繍シートを使う場合



◆購入オプション:刺繍シートについて

水溶性のシートです。
シールタイプではございません。生地と合わせて刺繍枠で固定してご使用ください。

❗図案の描写には水性ペンを使用してください。チャコペンが水性であればそれをご使用いただけます。
図案の線は細い方が刺繍がしやすくなります。
薄い色の刺繍糸にはペンのインクが移る場合がございますのでご注意ください。
濃い褐色生地に刺繍する場合は白が見やすいです。

【使用方法】
1.図案をなぞる
   ツルツルした方をオモテにし、型紙にテープで固定して図案をなぞります。
   図案を写すときは刺繍枠にはめる為の必要な余白を意識してシートを配置します。
   (あまり端に描くと刺繍枠で固定できなくなります)
   表情だけでなく、型紙の断ち切り線も写します。

2.刺繍枠にはめる
   シートと生地をまとめて刺繍枠で固定します。
   両方ともオモテ面が上になるようにして、生地の上にシートを重ねてください。
   刺繍枠を留めた後も刺繍枠から出ている部分を引っ張ってピンと張るようにします。

3.刺繍前の準備
   刺繍箇所の周りをざっくり縫って留めます。
   生地と刺繍シートがずれないようにしつけ縫いをします。

4.刺繍する
   (▼個人の感想)
   まずは1本取りでアウトラインを取り、それに沿ってサテンステッチで埋めるとガタつきづらかったです。
   瞳の中は小さなハイライト→広い範囲の順番がハイライトが丸くなりやすいです。
   サテンステッチは細かなところは1本取りで残りは2本取りで行いました。
   刺繍は慣れないと難しく、1番最初にやった時は片目をやってみてストップし、刺繍の動画などを見て再チャレンジしました。
   型紙の範囲外でアウトラインステッチやサテンステッチ、丸の刺繍を少し試してから本番にしてもいいと思います。

※前髪も刺繍タイプにする場合
 5.前髪のパーツを用意する
    前髪用の生地を前髪の形にカットします。
    顔と同様に刺繍枠にはめるので左右と上は必要な長さを残しておきます。

 6.前髪パーツも合わせて刺繍枠にはめる
    前髪パーツを顔パーツと刺繍シートの間に挟んで刺繍枠で固定します。
    目にかかる前髪がある場合など、
    シートが糸で固定されていて前髪が挟めない時はシートを少し破って前髪をしっかり配置します。

 7.前髪を刺繍する
    縁を固定するように刺繍します。
    長さもあるので結構大変です。特に長い毛足の生地を使っていると生地本体の位置が分かりづらく縫いにくいです。
    はみ出た部分は後で切ればいいのでちゃんと縫えるような位置に置くのが大事かもしれません。
    余談ですがこの工程が大変なので日本で人気のペロッと捲れるタイプの前髪もいいと思います。
    捲ったところに眉毛があるとキュンとします(笑)

 8.断ち切り線で固定する
    髪と顔の生地が重なっている部分の断ち切り線の内側(断ち切り線と仕上り線の間)を縫います。
    頭の上部も生地同士がずれないようになります。

9.刺繍シートを外す
   しっかり縫ったサテンステッチの箇所はシートを静かに引っ張ると縁でちぎれます。
   細めのアウトラインステッチ等はシートを引っ張ると緩むことがあるので、
   シートをちぎって外す場合は切り込みを入れてなるべく刺繍箇所に負担がないようにして外してください。

   下書き線やシートの残りが気になる場合はシートを水に溶かしで外します。
   桶に水を張って浸けると30秒もしない内にシートが溶けます。
   溶け残ったシートが付着していないか確認してから乾かしてください。
   最初からシートを溶かして外す時も、溶け残りが出ないように除ける部分はざっくりでいいので切り取っておきます。

   ❗生地を水に浸ける場合、生地によってはごわついたり、色が抜ける場合があるので気を付けてください。
   刺繍糸からも色が滲んで周りが染まってしまうことがあるので気を付けます。(ほとんどの製品ではそのようなことは起きないと思いますが…)